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みなさん 知っていましたか?「災害支援くしろネットワーク」という支援の場があることを。
私はこの度、東日本大震災に対してP-ぽけっとの保護者の方々・スタッフから寄せられた義援金を社会福祉協議会を通して寄附させて頂く際に、この支援方法があることを知りました。もちろん被災者の方々への支援はとても大切な事ですが、迅速なそして実際に現場で向き合い、こころとことばを通い合わせての支援活動はとても貴重な大切な事だと思っています。
このお話を伺った時私は、若い頃ボランティア活動に没頭していた頃の記憶がふつふつと甦り、へき地小学校訪問でのあの活き活き・キラキラした瞳や、年末の共同募金街頭募金で、「ごくろうさん!」というねぎらいのことばと笑顔に嬉しくなって、ひときわ大きい声で「ありがとうございます!!」と叫んだり、また40数年前なのに千円札が何枚も入っていた募金箱が浮かんできたりと、ひと時思いっきり活動していた頃の自分を思い出していました。
あの時、いろいろな方々と関わりながら、こころを交わしながらの生活が今の自分を支えてくれているような気がします。私のこころの中にしっかりと根付いた「人と関わりながら生きていく力」事の大切さと楽しさは、何回か自分で経験してみると納得!!納得!!です。
多くの方々がボランティア活動に参加し、力強い、豊かな思いの経験をことばとこころで伝え合う輪が広がってほしいと願っています。
すこし長くなりましたが、今回立ち上がった「災害支援くしろネットワーク」が多くの方々に周知されるといいですね!!。
桜前線が釧路地方にも近づいてきました。
毎年、P-ぽけっとの台所の窓から眺めていることのできる、お隣のお庭のさくらの木のつぼみが膨らんできています。いつものように、まもなくピンクの可愛いい花々がみんなのこころをなごませてくれることでしょう。
最近は、P-ぽけっとのお友だちもお散歩、外あそびが多くなってきました。
開園以来、お友だちに人気物の通称「はとぽっぽじいちゃん」が自宅の隣にのびのびとあそぶ事の出来る場所「ジャリンコひろば」を造ってくれました。広場の片隅に遊具を入れる事の出来る「遊具いれ」の物置つきです。あそびのスポットがひとつ増えました。
ご近所のおじいちゃん、おばあちゃんからは、「久しく聞いた事のない、子どもたちの可愛い元気な声が聞こえてきて楽しい!」と嬉しいことばも頂き、元気パワーイッパイの声が町内に響きわたっています。
日本中が、世界中の眼がいま11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」の大震災の動向に釘付けになっています。そして、世界中の国々から救助の手が差しのべられています。
誰もが始めて経験するこの悲惨な状況の中で、日本人の精神力がたたえられています。
給水を求めて整然と順番をまって並ぶ被災者の方々、まだまだ寒い気候のなかで毛布不足は何と7人に1枚と考えられない状況が伝えられ、食糧難は一日パン2個、水は・・・
また、家族の安否を心の中に抱えながら、病院に寝泊りして救急患者の診療にあたられている医師、看護士、関係職種の方々・・・釧路の地でテレビをただ見つめて心を痛めています。こんな状況に追い討ちをかけるように日々緊迫した様子が伝えられる福島県での原発
の危険な数字・・・ただただことばを失い、地域の方々の安全を祈るばかりです。
いつもと変わりなく、生活をしている事が本当に有難く、被災者の方々に申し訳ない気持ちで
いっぱいなのは、今回災害にあわなかった全ての人々の気持ちだと信じています。
もっともっと、きりがないほど伝えたい思いが、共有したい思いがたくさんあります。そんな中で、避難所生活をしている中学生数人の「自分達にできる事をしよう」と大きな紙に「みんなで生きていこう」と今の気持ちのスローガンをかいて壁に貼っていた行動にとても感動し力強い元気と勇気そして「生きること意味」を教えられました。
どんな状況にあっても、現状を受け止め「いまの自分にできること」を考えられる「こころ」は
「大和魂」「武士のこころ」そして「美しい日本のこころ」と大和の時代から脈々と受け継がれてきた「精神伝統」なのでしょう。
災害にあわれた方々から改めて教えていただいた大切な「日本人のこころ」をもっともっと自覚して、「いまの自分にできること」をひとつずつ取り組んでいきましょう。
海の日の連休に、網走まで「快速しれとこ」に始めて乗車しました。
目的は函館の従妹の子ども(小学5年生)の全道陸上競技大会が北見で開催される事と、
兄の住んでいる網走の自宅訪問のふたつでした。
出発の前日になり、観光シーズンなので3時間の乗車に座席の確保をと、駅みどりの窓口に電話をしその旨を伝えると、な~んとかえってきたことばにびっくり!!
「車両は1両なので、指定席はありません。」
「混んでいたら、網走まで立ったままですか?」
「観光シーズンで何とも解りません。」
「トイレはついていますか?」
「ついています。」
電話を切ってから、明日の乗車がとても不安になってきました。座席確保には1時間前に駅に到着しなければ・・・早すぎるかナ~
そして翌朝。早々と家を出て50分前にホームで順番待ち。
よ~しいちばんまえ確保!!
10分後、チラホラ後ろに並ぶ姿がふ始め20分経過。何ととツアー客15名が到着。
待つこと40分やっと列車が入ってきました。何と可愛い???1両列車。
満員列車になった「快速しれとこ」いよいよ出発。でも・・・快速のはずなのに各駅停車?
この謎は帰りの列車に乗って納得できました。帰りの普通列車は3ヶ所の駅で15分~20分の待ち時間がありました。60%くらいの乗車率でしたが、国際色豊かに、英国・中国・韓国の方々が乗車しており、絵はがきの書き方を聞かれたり、車窓から見える丹頂鶴・鹿・の説明をしたりと和やかな時間でした。
旅の目的の第一網走では、兄夫婦の案内でモヨロ貝塚・流氷・、道の駅・・・みどり豊かな
雄大な自然を満喫し、夜はタラバガニ、毛がに、うにの海の幸と新鮮野菜のサラダに私の
お腹がビックリでチクチク限界を知らせてくれました。そして何よりも兄との懐かしい思い出話が、私の心を和ませてくれました。
旅のもうひとつの目的の姪っ子のこども謙信君の400m.リレーは第3走。
予選通過。いよいよ決勝。8人中スタート直後3番目・・2走者も3番目で謙信君にバトンタッチ。みんな大声で”ケンシンガンバレー”ぐんぐん追い上げ何と1番でバトンタッチ。
そのままアンカーゴール!!ヤッタ~!!
みどりの自然と、やさしいこころとの出会い、少年のひたむきな頑張りの姿。
どれもこれも私のこころを爽やかにリフレッシュしてくれました。
天気予報は雨模様で心配した昨日の運動会。
P-ぽけっとから転園したお友達が、6名在籍している桜ヶ岡保育園の運動会にスタッフみんなで、応援に行ってきました。
元気な入場行進が始まると、お天気も回復してお日さまが顔を出しはじめ木陰が気持ちよく感じるほどの、運動会日和になりました。
ひみかちゃん、くるみちゃん、りくくん、りょうまくん、たつきくん、あいなちゃんみんなとてもいい笑顔で、かけっこやおゆうぎに取り組んでいました。
午前最後のリレーでは、思わず大声で応援してしまいました。
また、転園後4月に小学校に入学したのあちゃんのおばあちゃんと懐かしく思い出話をしたり、しょうやくんのおばあちゃんに出会ったりと、とても楽しく元気をもらったひと時でした。
卒園後もこんなに楽しい出会いと、元気の力を与えてくれた子どもたちに感謝しつつ、また来年はどんな姿に成長しているのか楽しみのおまけも頂きました。
今日は月曜日。午前中はお散歩で思い切りエネルギーを使った子ども達は、今ぐっすり眠っています。
この子どもたちの中から、また来年のこの時期、新たな出会いが始まるのでしょうね。
いつまでも、お互いに元気の交換をし合える関係でいたいと思っています。
釧路の春のイベント「チュウリップフェアー」が22日・23日の両日開催されました。
やっとさくらの開花宣言も耳にし、待ちわびていた「はる」がやってきました。
まだまだ寒く、お日さまも遠慮がちな毎日ですが、子ども達とのお散歩の道々のご近所のお庭には、シバザクラ・スイセン・ツツジ・・・など可愛らしい花々が咲き始めていました。
とても幸せな、ほのぼのとした眺めでした。
改めて、
P-ぽけっとの周りを見渡してみると、タンポポの花がポツポツと春を告げてくれていました。なんだかチョッピリ淋しい気持ちになり、さっそくお花屋さんに直行。
3種類のお花を買い求め、プランターに植え込みました。
それから我家の庭に戻り、緑の葉が活き活きと伸びている?を掘り起こし、鉢に移植しお花のプランター2個と一緒にP-ぽけっとの玄関先に集合!!
とても春らしいあたたかな空間ができあがりました。(自己満足ですが・・・)
お日さまが顔を出してくれた時に、写真を写してきれいなお花の紹介をしたいと思います。
日差しが「はる」を感じさせてくれる季節になりました。
P-ぽけっとの5名のお友だちも、4月には保育園、幼稚園に入園の予定です。
まもなく巣立っていく5名のお友だちを紹介します。
生後5ケ月の離乳時期から今日まで、3年10ケ月のお付き合いのTちゃんは日曜日のご利用もあって、自分の孫と一緒に生活を共にしてきました。K君は10ケ月からかるばる大楽毛から3年2ケ月通園してきてくれました。車が大好きなK君なので遠距離通園も苦にならないようでした。(お母さんの気持ちは・・・?)
双子ちゃんのR君とKちゃんは1歳3ケ月から2年11ケ月。笑顔いっぱいでチョコチョコと膝歩きをしていたKちゃんとチョッピリ泣き虫だったR君。おじいちゃんのお迎えに抱きついていったこと等信じられないくらい、いまでは元気に「さようなら」のご挨拶をして笑顔で帰っていきます。
最後のもうひとりは、3歳になったばかりで入園してきたYちゃん。1年のお付き合いでしたが、真っ白い歯がとっても印象的で、しっかりお話をしてくれるおねえさんでした。
通園期間の長短にかかわらず、みなそれぞれP-ぽけっとのお友だちとしての思い出が
たくさんたくさん思い出されます。「家族にように」をモットーに生活を共にしてきた今日まで、保護者の方々とも月に一度夜のフオンドボーの会での盛リ上がった時間は、とても楽しく貴重な時間でした。
お互いに出会えた事を大切にしていきたいと思います。
連日のニュースで必ずトップで流れていたのは、政府の行政刷新会議による「事業仕分け」の経過でした。
確かにうなずける部分もありましたが、「人を育てる」「夢を育てる」そのことが、将来の
日本を背負ってくれるということを、念頭においての論議だったのでしょうか。
日の丸を背負ってオリンピックを目指し、重圧に耐えながら日夜練習に励んでいる選手の方々。メダルという結果に「国民栄誉賞」を授与することも大切ですが、そこまでたどり着く経過にもっともっと金銭的な援助が必要なのではではないでしょうか。
努力している姿に、自分の将来の夢を描いている子どもたちが沢山いることを、刷新会議の委員の方々は知っているのでしょうか。
中学生のいじめ・集団暴力が50年ぶりの数字になった!
規範意識がなくなってきていると嘆いたりしているよりも、今日本の子ども達に必要なのは、学力テストでもなく、英語教育でもなく、「希望を持って現実の目的に向かって精一杯頑張っている人々の姿」なのではないでしょうか。
人を育てていくことは、お金も時間もそして、ゆとりのもてる、温かく見守る周囲のこころが、必要不可欠なのではないでしょうか。
政府の「国民の為の希望のもてる判断」に期待しています。
連日のように、米国で第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクールで辻井伸行さんが優勝したことが報道されています。
優勝後のインタビューで「今、ひとつだけ願いがかなうとしたらどんなこと」という質問に「両親の顔をいちど見たい」ということばに胸が詰まってしまいました。
そして語られる多くのことばの中に、両親に対する感謝の気持ち、結婚して子供のいる家族への思いが語られていました。眼が見えること、聴こえること、話せること、身体が丈夫なことなどあたりまえのように思え、両親に対する感謝の気持ちなどなかなか表現できていなかった自分を反省しました。そして続いたことばは、「ショパンのように家族に捧げる子守唄を作曲したい」と嬉しそうに話されていました。
暖かい家族に囲まれて、こころ豊かに成長されたことが証明されたような表現でした。
家族の絆の大切さを、そして素晴らしさを改めて実感したニュースでした。
そしてまたまた感動したのは、帰国後ロシア・ナショナル・フイルハーモニー交響楽団の来日公演に参加し、急遽アンコールでショパンの「子守唄」を奏でたとの報道を眼にし、何ともことばで表現できないとてもとても穏やかな暖かい気持ちになりました。
ピアノで優勝されたこともとても素晴らしいことでしたが、人として、家族として、忘れてはいけない大切なこころを日本中の人々に伝えて頂いたとても素晴らしいニュースでした。