子守唄
連日のように、米国で第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクールで辻井伸行さんが優勝したことが報道されています。
優勝後のインタビューで「今、ひとつだけ願いがかなうとしたらどんなこと」という質問に「両親の顔をいちど見たい」ということばに胸が詰まってしまいました。
そして語られる多くのことばの中に、両親に対する感謝の気持ち、結婚して子供のいる家族への思いが語られていました。眼が見えること、聴こえること、話せること、身体が丈夫なことなどあたりまえのように思え、両親に対する感謝の気持ちなどなかなか表現できていなかった自分を反省しました。そして続いたことばは、「ショパンのように家族に捧げる子守唄を作曲したい」と嬉しそうに話されていました。
暖かい家族に囲まれて、こころ豊かに成長されたことが証明されたような表現でした。
家族の絆の大切さを、そして素晴らしさを改めて実感したニュースでした。
そしてまたまた感動したのは、帰国後ロシア・ナショナル・フイルハーモニー交響楽団の来日公演に参加し、急遽アンコールでショパンの「子守唄」を奏でたとの報道を眼にし、何ともことばで表現できないとてもとても穏やかな暖かい気持ちになりました。
ピアノで優勝されたこともとても素晴らしいことでしたが、人として、家族として、忘れてはいけない大切なこころを日本中の人々に伝えて頂いたとても素晴らしいニュースでした。



